こんにちは。
今年は梅雨が明けたはずなのに、お盆に入り全国的な大雨。全国各地で被害が出ているということで、これが続くとさらに被害が拡大する恐れもあり心配です。天気予報によると、この天気が1週間続くということなので、気分もどんよりです。
降り続く雨で、それまで36℃あった気温も、26℃とマイナス10℃くらい違うため、涼しいのはいいけれど湿気が体には応えます。ジメジメとしたこんな日は、何もしていないのに体が重だるい、疲れやすい、気分がスッキリしない、食欲が落ちる…、そんなことはありませんか?
まわりの空気がどんよりしているように、実は人間の体も同じようにどんよりした状態。体内の水分代謝も悪くなり、湿気がたまりやすくなります。
このような状態では、胃腸の働きが弱くなるうえ、腸内細菌のバランスも悪くなるため、胃腸障害を引き起こしやすくなります。更には冷たい物の取り過ぎることにより、胃腸の働きを落とすため、倦怠感に加え、食欲不振や軟便・下痢などにつながります。
特に、日本の年間降水量は世界平均の2倍もあるので、湿気が多く、胃腸の働きが低下しやすい環境にあるため、日本人は胃腸の弱い人が多いと言われています。また冷たい物も好きな人も多いです。
このように体内にモヤモヤした感じで停滞する湿気に対しては、おススメなのは冬瓜(とうがん)や胡瓜(きゅうり)、苦瓜(ごーや)、南瓜(かぼちゃ)、西瓜(すいか)、香瓜(メロン)などの「瓜類」。熱を冷ます、水分代謝を促す、体を潤す…などの働きがあるので、発熱、むくみ、熱中症、口の渇きなどにおススメの食材で、食養生としてもピッタリです。
- 冬瓜:熱を冷まし、水分代謝を促す。
- 胡瓜:むくみ解消や脂肪の代謝に効果のある成分が含まれ、ダイエットにも。
- 苦瓜:解毒作用があるので、胃腸炎や急性の下痢に。
- 南瓜:胃腸の働きを整え、気を養う。
- 西瓜:皮は利尿作用が高く、野菜として使うことも。
- 香瓜:熱中症予防のほか、不安があるときやイライラするときにも。
※体が冷えすぎる人は、食べ過ぎには注意
また、湿気で体調を崩しやすい人におススメなのが「勝湿顆粒」。勝湿顆粒は、芳香成分によって体の中に存在するモヤモヤをとる、脱臭剤付き除湿機のようなもの。体の中をカラッと爽快にしてくれます。