こんにちは。
今日17日~23日まで、「薬の健康と週間」ってご存知でしたか?
「薬の健康と週間」の目的は、薬の特性、使用方法などの正しい知識や薬剤師の役割について、広く市民のみなさんに知っていただく事業です。
昨日の16日には、「サンデー山口」さんに、山口市薬剤師会として、この「薬の健康と週間」に合わせて、記事を掲載させていただきました。
今回は、「おくすり手帳」に対する理解をいただくこと。
ボクたち薬剤師は、処方せんを受け取ってから、調剤を始めるまでに、いろいろ確認しているんです。その中の1つ、お薬の飲み合わせのチェック。
今回、山口市薬剤師会の53薬局の協力で、「お薬の飲み合わせなど、何処で確認したか」アンケートを取りました。
この飲み合わせは、1番が「おくすり手帳」、2番目に「患者さん・ご家族への服薬説明」の時に確認するケースが多かったです。
今回アンケートと一緒に、「おくすり手帳の活用」についてお話させていただいています。
お薬手帳には、アレルギー歴、副作用の経験、今までにかかった病気なども記入するようになっています。
そして、薬剤師はお薬手帳を見て、持病と処方されたお薬の飲み合わせをチェックしたり、副作用歴から避けなければならないお薬を確認したり、疑問があれば医師に問い合せた上で、調剤を行っています。
そして、おくすり手帳は医療機関ごとにではなく、処方されたお薬やアレルギーなどの情報が一目で分かるように一冊にまとめておくこと。
そして、医療機関に受信する時は、「いつも忘れずに」持って行くことが大切なんです。おくすり手帳は、みなさんのお薬についての「パスポート」なんです。
「薬と健康の週間」を通じて、ボクたち薬剤師の仕事について、より知っていただけたらと思います。
最後に、記事の右下にいるキャラクターは、山口市薬剤師会の「ゆるキャラ」です。名前はまだついてません…。