こんにちは。

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バランスよく食事をとる上で、野菜はかかせません。しかし最近、野菜を注意して選ばないといけない時代になっています。

ある調査では、主要国の中で、日本人が年間通して食べる野菜の平均量が108キロで、よく野菜を食べる中国人や韓国人の半分しか食べていない…というデータがあります。ちなみに、アメリカ人が117キロだそうです。

また、日本の野菜の栄養価が20年ほどの間に、大きく下がってきていることも問題です。野菜100グラムあたりのビタミンCの含有量が20年前と比べると、ニンジンは7mg→4mg、トマトは20mg→15mg、ほうれん草は65mg→35mgに低下しているそうです。

野菜はビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維を大地からいただける大切な食材なんです。できるだけ多くの種類をきちんと調理し、よく噛んで食べることが大切です。

また、野菜には、葉物、根菜類、果実野菜などがあります。

自分の体質や季節に合わせてどの種類を食べればいいのか…、逆に負担になるのか…、野菜の部位の特徴を考えて食べることも大切です。

野菜の部位は、それぞれ特徴があります。

根菜類(根のもの野菜)
ニンジン、ゴボウ、レンコンなど。栄養が豊富です。
繊維がかためなので、腸の動きが悪い人の便秘時には、摂り過ぎに注意が必要です。
体力が落ちている時には多めに摂ると良いです。

茎のもの野菜
フキ、ネギなど。薬味として使われたりもします。
野菜によっては旬がハッキリしています。
春野菜などは、神経や体の活性に使われたりします。

葉物野菜
ホウレンソウ、小松菜、白菜など。たくさん食べることが大切な部位です。
日本人があまり摂らなくなっている部位でもあります。
生で食べるよりも、加熱したり、漬物にしたりすると、抵抗なくたくさん食べることが出来ます。
口から大腸までのお掃除のつもりで、毎日適量食べることが大切です。

果実野菜
トマト、ピーマン、キュウリなど。
年中手に入るようになりましたが、季節感が大切です。
また、意外とカロリーがあることにも注意が必要です。
繊維質が少なめなので、他の部位と組み合わせて食べるのがいいです。

昔ながらの調理法が、野菜を摂るには、理にかなっていることが多いんです。ジュースや健康食品はあくまでも補助と考え、おかずとしての野菜の摂り方を配慮して…。これはすべての体質の人に共通しています。

これから、鍋物の美味しい季節ですよね。鍋は野菜をタップリ食べられます。簡単で美味しく、しかもヘルシーです。三拍子揃っています。さらに、体も温まります。