こんにちは。
冷たい飲食物の摂り過ぎから起こる「内臓の冷え」は、血行が悪くなり、ダルさ、むくみ、肩こりなどを引き起こします。
残暑が厳しかったりすると、ついつい爽快感が得られる清涼飲料水や冷たいデザートを口にしがちですが、この「内臓の冷え」、自覚症状がないまま内臓の機能が低下することがあるので要注意です。
特に腸が冷えると消化酵素の働きが衰え、ガスが溜まったり、便秘や下痢の原因にも…。さらに腸には細菌から体を守ってくれるリンパ球が多く存在し、冷えが機能を低下させることで、体の抵抗力や免疫力も下がってしまいます。
初秋は昼夜の寒暖差が激しい季節。夏に溜まった疲れが、さらに体の機能を低下させています。涼しく動きやすいこの時期だからこそ、適度な運動や半身浴などを生活に取り入れて、夏の間に溜まった老廃物を排出しましょう。そして、冷え性本番の冬に向かって体を健康体に戻し、冷えに強い体を作っていきましょう。
◎体を温める食事を
これからは意識的に温かいものを食べるように。ショウガやニンニクなどは内臓を温め、発汗を促し、体温調節などの体本来の機能を呼び覚ましてくれます。肉や魚などのタンパク質も積極的に摂りましょう。
◎適度な運動・ストレッチ
15分程度の無理なく続けられるウォーキングや就寝前のストレッチを習慣にしましょう。体を動かすことは血行促進にも効果があり、体を温める最も良い方法です。外出時には意識的に遠回りして歩数を増やしたり、階段を使うようにするだけでも違います。
◎40℃のお風呂にゆっくり
入浴は湯船にタップリとお湯を張り、ゆっくり入りましょう。体内の血行が良くなり体もポカポカと温まって、グッスリ眠ることができます。入浴は特に1日の中での大切なリセットタイム。食事と合わせて、内臓を冷やさない生活スタイルを実践していきましょう。
◎下半身を冷やさない服装
日中は暑くても朝晩は冷えるので、羽織るものやストールなどを活用して、調節できる服装を心掛けましょう。特に足首・足元など下半身を冷やさないように、早め早めに秋冬のファッションを取り入れましょう。ヒヤリと感じたら、くつ下、ひざ掛けの用意もお忘れなく。