こんにちは。

今日は大型の台風24号の影響からか、朝から小雨が降り続いています。

そんな中、オープンした「十朋亭(JIPPO+EI)維新館」…ウチの薬局の5軒隣りです。

山口市の指定史跡である「十朋亭」は、萬代家の家業が栄えた江戸時代後期に萬代家の離れとして建てられたもの。

文久3年(1863)、攘夷の実行に備えて、藩庁の機能を萩から山口に移転した際、「十朋亭」は山口に移り住んだ藩士たちの宿泊所となり、周布正之助、桂小五郎(木戸孝允)、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、井上馨など、後世に名を遺すような志士たちが出入りしていたと言われています。

左が「本館」で、萬代家伝来の掛軸や文書などの歴史資料とともに、「十朋亭」を訪れた志士たちや、志士を支えた山口の町人の役割を紹介しています。この「本館」は新しく建てられたもの。

「本館」にはガイダンスゾーンと展示室と分かれていて、展示室は有料…。ただ、オープン当日・翌日の2日間は無料開放ということです。ただ、明日は台風24号の影響をもろに受けそうです。

右が「十朋亭」ですが、比べると小さく見えます。この「十朋亭」は、手を加えてキレイになりました。

同じ敷地内には「杉私塾」もあります。「杉私塾」は、吉田松陰の実兄・杉民治が私塾を開いたとされる建物。明治維新前後に建築されたものだそうで、1階・2階それぞれ4畳半の和室で構成されています。ここも手を加えてキレイになっていました。

「十朋亭」「杉私塾」「萬代家主屋」「本館」からなる、「十朋亭(JIPPO+EI)維新館」…新たな観光スポットとして多くの人に来ていただきたいと思います。