こんにちは。

前回参加できなかった自転車部…。

秋吉台のカルスト台地を自転車で走ったそうですが、上りと下りが大変だったそうで、「今回は坂道ナシ」ということになり、下関-門司を走ることになりました。

もちろんスタート地点としている長府までは、車で自転車を運ぶのですが、ボクの車、目的地に到着したまさにそのとき、走行距離が「111111」となりました。何かいいことありそうです。

今回は、長府から「関門大橋」の下をくぐって「唐戸市場」に向かい、そこで少し休憩、少し戻って「関門トンネル」を通り九州に渡り、門司を一回りした後、門司港にあるお店で焼きカレーを食べて帰る…というプランのようです。

まずは「関門大橋」を目指して走ります。

あっという間に「みもすそ川公園」に到着。この公園には長州砲レプリカがあります。今から155年前、長州藩は関門海峡を通る外国船を5回にわたって砲撃しました(攘夷戦)。しかし、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの四国連合艦隊17隻が報復で大敗し、すべての砲台が占領・破壊されましたと言われています。ここで記念写真を…。

そこからもう少し行ったところに「唐戸市場」があります。ここでは、新鮮なお魚を調理したものをその場で買って食べることができます。ボクたちが着いたときはお昼どき、多くの観光客で賑わっていました。派手なサイクルジャージを着ているボクたちも、目を離すと迷子になってしまいそうなくらい…。

この後、門司港で「焼きカレー」を食べることをこのときは知らなくて、目につく気になるものを買ってしまいました。「うに丼」「マグロの唐揚げ」「マグロのコロッケ」。唐揚げはみんなでシェアしたので、食べ過ぎずに済みました。

「唐戸市場」の道路を挟んだ向かい側、大きな鳥居の「亀山八幡宮」があります。

「関の氏神さま」「亀山さま」と親しまれているそうですが、自転車部のメンバーが「ここ(亀山八幡宮)って野球の神様なの知ってる?」と。「多分、野球が発明される以前からあるのでは?」と思いましたが、理由を聞いてみました。

そしたら大きな鳥居のにある「亀山宮」の「山」の左下に野球のボールがはまっているからだとか…。

実際は「亀山宮」を的にしてボール⚾をバンバン投げてたら、ズボッとはまってしまった…。そんなところだと思いますが、「野球の神様」がいるとは面白い発想です。

でも、あながち間違ってないかもしれません。

100回を数え、「金足農(秋田)」で沸いた今年の全国高校野球。山口県は「下関国際」が出場し、準々決勝で「日大三(西東京)」に敗れたものの、いい試合をしました。ここで勝っていたら、次の対戦相手が「金足農」、実現して欲しかった…。

でも思いました。「この活躍はもしかしたら…」。

来た道をまた戻り、再び「みもすそ川公園」に。この場所、もっと古くは「源氏」と「平家」が戦った「壇ノ浦の戦い」の舞台でもあり、「平家」が滅んだ場所でもあります。なので「長州砲」の横には、時代が全く違う「源義経」の像が。

この公園から道路を挟んだところに「関門トンネル」があります。地下50m、長さ780mの人道の海底トンネルです。

地下50m…ビルだと15階に相当するので、そこまではエレベーターで降ります。

「山口側」トンネル入り口で。

このトンネル、そのときはじめて知ったのですが、1958年3月9日の開通で、今年で60周年…還暦を迎えたのだとか。おめでとうございます。

ここは自転車と原付も通れるのですが、右側通行、押して歩くのがルールです。

ここが海底トンネルの県境。左が山口県(本州)で右が福岡県(九州)となっております。フグとタコが赤いちゃんちゃんこを着ている、今だけの特別バージョンです。

見え難いかもしれませんが、「60th」の下のところ…「婦宝当帰膠」を県境に配置して一緒に写真を撮りました。

「婦宝当帰膠」は今年で40周年、合わせてみたら100周年…。

九州に渡り、地上に出たらこんな感じ。ここから直線距離で門司港は近いのですが、せっかくなのでこの辺りをグルっと回って行くことにしました。

そうしたら途中で道に迷い、コンテナが積み上がった、いかにも終点みたいな場所に来ちゃいました。初めての場所は迷います…。

目的地である焼きカレーの有名店「ベアフルーツ」さんに。昨年も自転車で来ましたが、昨年同様、上戸彩さんの写真がありました。

前回は大盛りを注文しましたが、「唐戸市場」で食べたのがまだ残っていたので、レギュラーサイズの「スーパー焼きカレー」を注文。それでもペロッと美味しく食べられました。

食べ終わったら帰路につきます。帰りも勿論「関門トンネル」を通って。歩くだけの人はタダ(0円)ですが、自転車は片道1人につき20円、往復40円の通行料です。

今回は「関門トンネル」を通るのも1つのイベントでもあり、走行距離は短かったですが、それなりに満足の内容だったと思います。ずっと曇り空、途中降るかな…と思いましたが、何とかもってくれました。