こんにちは。

先日、九州国立博物館で開催されている「至上の印象派展~ビュールレ・コレクション~」に行って来ました。

これは、実業家として大成功をおさめたエミール・ゲオルク・ビュールレ(1890~1956年)が収集したプライベート・コレクション展なのですが、マネ、モネ、ドガ、ルノワール、ゴーギャン、ファン・ゴッホなど印象派、ポスト印象派の巨匠の作品だけでなく、美術史上重要な作品も沢山あります。何でこんな作品を多数所蔵できるのか…このビューレルさんはナチスドイツを始め世界各国に兵器を売って巨万の財を成した武器商人だそうです。

今「2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会」では、コロンビアに2-1、セネガルに2-2…という日本チームの活躍で盛り上がっていますが、九州国立博物館のある大宰府では、お店の店先に「JAPAN」の青い旗が出ていました。

「太宰府天満宮」でも、おみくじが青くワールドカップ仕様に変わっていました。

この「至上の印象派展~ビュールレ・コレクション~」…ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)」が一番の目玉で、一番の人だかりができていました。普通は撮影不可なのでしょうが、何故かこの作品は写真OKで、ボクも作品を撮らせていただきました。

もう1つ写真OKだったのが、モネの「睡蓮の池、緑の反映」という作品で、モネ晩年の4m超の大作で、日本初公開なのだそうです。

今回、珠玉の傑作64点を九州国立博物館で観ることができたました。日本でまとめて観られる最後の機会だそうで、7月16日(月)までやっています。

山口の美術館に慣れているせいか、人の多さに疲れてしまいました。