こんにちは。

ウチの薬局の向かいにある法界寺さんに、むかしから「除夜の鐘」をつかせてもらっています。

23時を過ぎた頃から「ゴーン!ゴーン!」と鐘をつく音が聞こえ始めます。

ウチの場合は、家で「紅白歌合戦」を観て、「ゆく年くる年」が始まったころに出掛ける準備を始めます。今回は賛同して行く人がいなかったので、ボクだけ行くことになりました。

行くと、つき終わった人が帰る姿が見えました。23時頃にスタートし、1時間経っているので「もしかしたら終わったかも…」と心配しましたが、そのボクが84番目。100回までいくと最後は法界寺さんが8回ついて〆るので、ある意味ギリギリだったかもしれません…。

鐘の音が聞こえると、「あっ、やってるな!」という合図にもなるので、ボクたちのように近所の方々が集まって来ます。ここが、新年最初のあいさつをする場になっているわけです。

寒い日は「卒塔婆(そとば)」を燃やした「焚火の暖」があたたかいです…。

むかし人の集まりが悪かったとき、ボクたち家族だけで25回ついたことがあります…。全体の4分の1を5人でついたわけです。

年に1回のこの行事は、ボクたちにとって新年を迎える上で大切なものになっています。