こんにちは。
「春」は🌸お花見の楽しい時期です。ただこの時期は、心や身体の不調を感じやすい頃でもあり、「不定愁訴」が出やすい時期でもあります。主に、ホルモンバランスと深い関わりのある自律神経が乱れるためと言われています。
自律神経は「がんばるときの交感神経」と「リラックスするときの副交感神経」がアクセルとブレーキのように普段はバランスよく調整されています。
「春」は気温が安定せず、気温差が激しいことが身体にとってのストレスになります。
また、就職、転勤、引越しなど、仕事や人間関係の変化が精神的なストレスとなることもあります。不規則な生活習慣が原因にもなります。身体的ストレスに精神的ストレスが加わることで気の巡りが悪くなり、自律神経の乱れを引き起こします。自律神経が乱れると何となく体調が悪いという、「不定愁訴」が出やすくなります。
ボクたちは自律神経系、ホルモン分泌をつかさどる内分泌系、外部から侵入する異物から体を守る免疫系の3つの機能がうまくバランスを保ち生命は維持されます。
自律神経が乱れるとホルモンバランスが崩れて、ホルモンのバランスが崩れるともっと自律神経が乱れるという、悪循環に陥ってしまいかねません…。それにより、この時期増えてくる「春」のプチ不調を起こす…と考えられます。
よく「漢方薬は女性にやさしい」「中医学は女性の病気に有効」…などとよく言われます。それは中医学が「体は絶えず変化している」という考えに基づいて、体の細かい変化に対応できる医療であることが関係しています。つまり、中医学は守備範囲が広い医学だということです。もちろん、これは女性に限ったことではありませんが…。
漢方でバランスを整えて快適な「春」を。