こんにちは。

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忘年会シーズン真っ只中。豪華な食事やお酒など、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎになりがちですが、楽しくワイワイ騒いでいる影で胃腸や肝臓には大きな負担がかかっています。疲労回復に効果のある良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを普段より多めに摂るといいですよ。

その中でもパーティーシーズンに摂りたい旬の食べ物は「カキ」「大根」「落花生」です。

<カキ>
「海のミルク」と呼ばれるほど栄養バランスが良いカキ。種類も豊富で、およそ20種類はあるそうです。

カキは、鉄、銅、亜鉛、マンガンなどのミネラルを多く含んでいます。鉄は、血液中のヘモグロビンを生成、その鉄の吸収を助ける銅も多く含まれているため、貧血予防に効果大。グリコーゲンやタウリンも豊富で、アルコール分解を助けて肝機能を強化してくれるので、お酒を飲む機会が増えるこの時期にはピッタリの食材です。

さらに、タウリンにはコレステロールを減少させる、血圧の上昇を抑える、視力回復などのはたらきも。

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カキ肉エキスでおススメが、ワタナベオイスターです。1粒にカキ6個分のエキスが入っていて、ミネラル補給に最適です。カキに当たる方でも安心して飲めますよ。

<大根>
大根といえばジアスターゼ。胃腸の消化を助け、胸やけや胃もたれ、胃酸過多、二日酔いなどの解消に力を発揮してくれます。ただし、ジアスターゼは熱に弱いので、効果的に食べるには大根おろしが一番です。また、大根には、焼き魚の焦げに含まれる発ガン物質を分解するオキシダーゼも多く、焼き魚に大根おろしの付け合せは理にかなった組み合わせです。

ビタミンCがより多く含まれているのは葉に近い部分。この部分を食べた方が風邪予防に効果的です。辛み成分のイソチオシアナートには、血液サラサラ効果もあり、ガンや生活習慣病予防にも役立ちます。

<落花生>
子どものおやつや、お酒のおつまみとしてもお馴染みの落花生。タンパク質や脂肪、ビタミンB群、Eなどが豊富な栄養価に優れた食品です。

脂質の中でもオレイン酸とリノール酸が多く、コレステロール値を下げ、血液をサラサラにしてくれるはたらきがあるので、心筋梗塞や動脈硬化の予防に有効です。また、ビタミンEには、血管の強化や血行促進、ホルモンを整える作用があり、冷え性の解消や美肌、更年期障害などに効果的。

さらに、レシチンやナイアシンも含まれているため、肝機能の強化や、記憶力のアップに。

ただ、カロリーが高いので食べ過ぎには注意です。