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梅雨に入った頃から真夏にかけては1年で最も湿度が高い時期になります。

建築物環境衛生法では適法湿度を40~70%と定めていますが、これを超える高湿度は体に様々な悪影響を及ぼします。

湿度が高くなると体の中の水分を発散させにくくなります。すると「湿(水毒)」が溜まり、倦怠感、むくみ、頭が重い、めまいがする…などの症状が出ます。更に、神経痛・リウマチが悪化することも。

機能性の高い現代の住宅では湿度が高い状態が続くとアレルギーの原因となるカビが繁殖しやすく、アトピー性皮膚炎や喘息の悪化を招くことになります。また、水虫やたむしにもなりやすくなります。

熱中症は真夏の屋外だけでなく高湿度の屋内でも起こります。湿度が高いと発汗があっても汗が蒸発しづらく気化熱による体温調節が上手くできないことが原因です。

除湿のためにエアコンの除湿機能を使うことも必要ですが、晴れた日には窓を開けて風通しを良くしましょう。