こんにちは。
先日、LEM(シイタケ菌糸体)の勉強会がオンラインでありました。
LEMはボクたち疲れたり、なかなか病気が治らなかったり、いわゆる「免疫」が落ちたり、過剰だったり、狂ったりに必要なものと考えています。
LEMはボクたち人間だけではなく、植物に良いということから、農業に使用されているという話が前半でありました。実際に農薬として「レンテミン(粉末)」「レンテミン液剤」、肥料として「バイオエドレンス(液体肥料)」が販売されています。
LEM農業製品の特長として、
1.レンテミン(LEM含有量100%)、レンテミン液剤(LEM含有量1%)
- LEMが有効成分
- 1商品で全く異なる2つの登録(ウイルス病防除・発根促進作用)
- 唯一のウイルス防除剤
- 人、動物、昆虫、魚などに無害
- 有機栽培に使用できる
2.バイオエドレンスL(LEM含有量0.5%)
- 機能性のある液体肥料(LEMと植物三大栄養素の窒素、リン、カリウム)
- バイオスティミラント資材(気候や土壌の悪条件ダメージを軽減)
LEM中の植物に影響を及ぼす作用として、ウイルスの感染抑制、増殖抑制の効果である「ウイルス病防除」、作物の健苗育成の「発根促進作用」。LEMの中には数種類の天然の植物ホルモン、発根促進物質、ミネラル(微量要素)があるので、作物の収量や品質の向上、耐寒性の向上、耐病性の向上、老化防止作用があるとされています。
植物のウイルスは汚染された手指やハサミから感染が広がることが多く、レンテミンは汚染された手指やハサミなどの消毒としても用いられます。TMV(タバコモザイクウイルス)、ToMV(トマトモザイクウイルス)、PMMoV(トウガラシマイルドモットルウイルス)、CGMMV(スイカ緑斑モザイクウイルス、ORSV(オドントグロッサムリングスポットウイルス)、CMV(キュウリモザイクウイルス)、WMV(カボチャモザイクウイルス)、ZYMV(ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)が防除可能だとあります。
LEMで栽培すると生長が良いということで、農家さんも使われいたり、菊作り日本一の方も使用されているということで、良さが実証されている話を聞き、ボクも薬局の植物にやろうと思いました。
レンテミン(LEM含有量100%)は人間用の原末と一緒なので、それを水に溶かします。LEMの馬鈴薯への増収試験ではレンテミン液剤500倍希釈のものが130%と高かったのですが、それよりも濃くなりましたが、これを撒こうと準備し、スプレーボトルに入れた分を1回分として散布しました。植物が病気にならず、元気に生長してくれるといいです。
LEMを飲まれている皆さまは、飲み終わって底に残ってたLEMに水を入れて撒いてあげるといいかもしれません。