こんにちは。
最近フクちゃんは、首輪が変わりました…。今度は白が基調で縦に赤いラインの入ったもので、ライトに反射する銀の塗料がお魚の形の模様として入っています。
ウチのフクちゃんは、家には全く帰って来ませんが、お店にはよく来るようになりました。
ウチのお客様で特に女性の方は、フクちゃんを見かけると「カワイイ」と言ったくださいますし、受け入れてくださいます。ただ、フクちゃんには警戒心があるため、寄っては来ませんが…。
ですから、フクちゃんのために、お店の一角を大好きなものでかためることにしました。フクちゃんは爪とぎが大好き。家に帰って来ていた頃は、必ず爪とぎをしていました。フクちゃん用にと、爪とぎを3つの部屋にそれぞれ置いていましたし、2つ以上固めて並べていました。どの爪とぎも、ボロボロになるくらいになるまで使い続けてくれます。そして「もうこれは…」と思うと、新しいのを買ってあげるんです。
そんな大好きな爪とぎを、店にも…と思い置いたところ、早速爪とぎを始めていました。最初は、床の上にそのままだったんで、爪とぎが滑ってうまく磨げていませんでしたが、ウチの薬局で余っていた玄関マットの上に置いてあげると、滑らず上手くいきました。
また、ウチの母がフクちゃん用に、湯たんぽをもってきました。いつもポットでお湯を沸かしているんですが、残ったらそれに入れて、フクちゃんのベッドの下に入れてあげよう…と考えたみたいです。実際やってみたら、お湯がほとんど残っていなかったので、コップ1杯分の残ったお湯を入れていましたが、1時間で冷めていました。なかなか上手くいきません…。もし、湯たんぽをお湯で満たそうと思ったら、いっぱいになったポットのお湯を入れないといけないと思います。これは失敗でした。
一方、あまちゃんはというと屋上に作った専用ベッドで寝ていることが多いです。
あまちゃんの傷は、カサブタになって硬くなっていたんですが、先日取れました。ただ、その下は皮膚が出来ておらず、500円大の潰瘍の状態。
これは…と思い、今回は「漢方の塗り薬」を塗ってあげるとにしました。
「漢方の塗り薬」は紫根(しこん)と当帰(とうき)が主成分で、キズの治りを早め、キレイに治します。紫根も当帰も肉芽形成促進作用(キズの回復を早める)がある生薬です。
以前、年配の方でキズがなかなか治らない方のご相談を受けたことがありました。そのときに、おススメしたのが「漢方の塗り薬」です。長い間ジュクジュクの状態が続いていたんですが、「漢方の塗り薬」を使うと、みるみるキズが回復してきたと喜ばれていました。実際、見せていただいたんですが、ジュクジュクはなくなり、皮膚もしっかり出来上がっていました。なかなか治らないキズには、おススメですよ。
「漢方の塗り薬」…問題があるとすれば色とニオイ。「漢方の塗り薬」は紫根の紫色をしているので、色が付きやすいんです。ニオイも、基剤がゴマ油と豚脂なので、独特のニオイがします。
それを差し引いても、「漢方の塗り薬」は効果がいいですよ。ウチの薬局でも、おススメしています。
あまちゃんにはガーゼに塗った「漢方の塗り薬」をテープで固定しました。最初は気にしていましたが、今は大丈夫なようです。取る心配、取れる心配はありましたが、今のところ、ちゃんとキズ口に引っ付いています。これで、しばらく様子を見て行こうと思います。