こんにちは。
あまちゃんがウチに来て半月、すっかりウチの家族の一員です。
そして、段々と本性が出てきました。人懐こい一面と、ヤンチャな一面と…。ボクらが、家に帰ると階段の上からこっちを見ながら、走ってきてくれます。一緒にいるときは、ピョンピョン走り回っての一人運動会です。遊んであげると、途中からヒートアップして、爪を立ててくることも…。フクちゃんと違って、爪がすり減っていない分、深く食い込み非常に痛いです。そのため、こっちのテンションは下がります…。手のひらと、足に引っかき傷が絶えません。また、食卓にも上り始めました。
最近、あまちゃんのお気に入りは屋上です。ボクたちが家にいないときは、屋上で日光浴をしながら寝ています。ボクらが帰ると、屋上の方から「チリン、チリン」という音と共に駆け下りて来てくれます。エサもよく食べ、快便です。
1日のほとんどを家の中で過ごしていますが、たまに一緒に外に出たりします。外へ出ても、ボクが家へ帰ると帰ってきますし、途中でビックリしたことがあると、一目散に逃げ帰ります。それでも、外で思いっきり走るのはヤッパリ楽しいみたいです。草を食べてみたり、木に登ったり…好奇心旺盛です。
最近では、フクちゃん用の出入り口(台所の窓)から、あまちゃんも出ようとしていますが…高いので、飛び降りることが出来ません。窓のサンを行ったり来たり。それを考えると、フクちゃんの方が勇気があります。
フクちゃんは、来てすぐの時に、2階の窓から隣の家の木に飛び移った…という伝説があります。フクちゃんが部屋にいなくて、外から「ニャーニャー」と鳴き声がします。雨の降る中、2階の窓から外を見ると、道路を挟んで目の前の木にフクちゃんがいるんです。そのときは、ボクたち3人が、落ちたときキャッチするため道路で待機。ウチの妹が2階の窓からホウキでハシゴを作って、救出作戦を決行しました。そのお陰で、無事フクちゃんはホウキの先に乗って2階の窓から救出された…という伝説が。
一方のフクちゃん。家には帰って来ません…。
そのかわり、ウチの薬局に何度も来るようになりました。来るときは、入口から「ニャー、ニャー(来たよ!来たよ!)」と大きな声で存在をアピールし、ゆっくりゆっくり入ってきます。
お客様がいらっしゃるときは、フクちゃんは遠慮して、ボクたちだけのときはしっかりアピール。エサ場もお店の片隅にあるので、エサを食べに来るんです。ウチでは食べられないので、薬局に来ると、結構ガツガツ食べています。みんなが「フクちゃ~ん、フクちゃ~ん」て言うのを確認したら、また出て行きます。薬局の横の狭い道を通って、裏道へ行きます。ボクがついて行っても、途中までしか通れない道を。そして、そのまま消えていきます…。
フクちゃんは「薬局の子」、あまちゃんは「お家の子」。今のところ、そんな感じで「フクちゃん」と「あまちゃん」の棲み分けが出来ています。本当は、仲良くウチで暮らしてくれればいいんですが…。