こんにちは。

梅雨に入り、湿度も急上昇⤴。

アナベル(白)、墨田の花火(紫)

毎年のジメジメ、そしてアジサイの季節がやって来ました。

「花の日こどもの日」に明星幼稚園からいただいたアジサイや、お客さまからいただいたアジサイ、スタッフが持ってきてくれたアジサイ…など、沢山のアジサイがウチの薬局に集まってきました。


ありがたいことです。


梅雨の時期はあまり好きではないですが、アジサイがキレイな時期なので、良しとしましょう。

ただ、湿度が高くなると、体のダルさを感じたり、食欲が落ちたり、何かスッキリしないことが多くなってしまいます。
適度は湿度は40~70%だそうですが、これを超える高湿度はボクたちの体に様々な悪影響を及ぼします。
体は汗を出すことで体温調節をしますが、外の湿気が多いと、発汗が上手くいきません。湿度が高くなると体の中の水分を発散できなくなり、余分な水分がたまり、倦怠感、むくみ、頭が重い、めまいがするなどの症状が出ます。また、胃腸の働きが悪くなり食欲不振や下痢などを引き起こします。
もともと胃腸の機能が弱い人は水分代謝(水はけ)が悪く、体に湿(余分な水分)が溜まりやすくなります。

こういう人は、生のもの(魚介類や野菜など)、冷たい飲食などの「生冷飲食」、脂っこいもの(脂身の多い肉・揚げ物・バター・ラードなど)、甘いもの(ケーキ・チョコレートなど砂糖をたくさん使ったもの)、味の濃いものなどの「肥甘厚味」のもの、唐辛子やこしょうなどの「香辛料」、アルコール、添加物の多い食品などは控えめに。
逆に、利尿作用のある食材や香りの良い食材は「湿邪」を発散させる効果(除湿)が期待でき、積極的に取りましょう。例えば、ハト麦、きゅうり、もやし、緑豆、小豆、冬瓜、スイカ、シソ、ミカンの皮などです。

胃腸をいたわってあげましょう。