こんにちは。

すっかり木々が色付き始めました。

ウチの周りの紅葉で、特にキレイだと感じるのは「パークロード」周辺。この周辺に美術館、博物館、図書館などの文化施設がたくさんあるので、これらの建物と紅葉が1つになって、すごくいい感じです。

紅葉の中の山口県立美術館。「芸術の秋」といった感じです。

そんな「芸術の秋」を堪能しようと、山口県立美術館「ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展 CTスキャンで解き明かすミイラの謎」に行ってきました。

山口では30数年ぶりのエジプト展だそうです。

もともと9月18日(土)から開催の予定だったのがコロナで延期になり、約50日の開催期間も更に短くなっていました。期間が短いですが、ボクにとって見逃せないものだったので、やっと観に行けて良かったです。

この日は日曜日で人が多かったのか、整理券を発券するほどの盛況ぶりでした。

オランダのライデン国立古代博物館は、世界で最も古い国立博物館のひとつで、古代エジプト、ギリシャ、ローマなど、そのコレクションは約20万点にものぼるのだそうです。その中でも、エジプト・コレクションは世界有数の質と量を誇り、大英博物館やルーヴル美術館と並んで5大エジプト・コレクションに数えられているのだとか。

そんなライデン国立古代博物館の所蔵品から、人や動物のミイラ、棺をはじめ、パピルス、石碑、宝飾品など約250点を厳選し、3000年にわたって繫栄した古代エジプト文明を紹介しています。

展示の中には豪華な装飾が施されたミイラの棺が美しく、印象的でした。棺のパネルと一緒に。本物は倍くらいの大きさです。

ボクが持っている古い本で「ピラミッドの秘密」。エジプトに興味を持つキッカケとなった本です。

その中のミイラの写真が子供心に衝撃的で、今でも脳裏に焼き付いています。

今回の「古代エジプト展」は子供たちが多かったですが、照明が薄暗い中で本物のミイラが展示してあったし、棺が並んでいたり、かなりのインパクトだったのではなかったかと思います。