こんにちは。

先日、美祢市にある「別府弁天池」に行って来ました。

ウチの薬局では、仁保の銘水「平家の泉」を飲み水に利用していますが、せっかく行くのであれば汲んで帰ろうと、水のタンクを車に積んで出かけました。

このエメラルドグリーンの池、いつ見てもキレイです。神社の境内から湧き出ることから、昔から神様の水と言われ「ひと口飲めば1年寿命が延びる」という言い伝えがあるのだとか。環境省が昭和60年(1985年)に選定した「名水百選」というものがありますが、「別府弁天池湧水」はその中の1つに選ばれています。

その水を今回汲んだので、しばらくボクたちの飲み水とお店のお局様用のお水としてお出しします。

この「別府弁天池」のほど近くに、「Ohmine Shuzou Co Ltd(大嶺酒造株式会社)」があります。ここのお酒は「別府弁天池湧水」を使用しているそう。海外を意識して、アルファベット表記、米粒の数で等級を表しているのだとか。

ここは2018年4月にオープンした直売所・カフェを併設した蔵。この中ですべてのお酒を製造しているそうです。ボクはもっと大きい蔵を想像していましたが、意外とコンパクトだなと感じました。

ちょうど「別府弁天池」に向かう途中の分岐にあり、白くオシャレな建物が目立ちます。全国版のテレビにも紹介されてたり、いとこからも聞いていて、一度ココに来てみたかったのですが、やっと来ることができました。

中はこんな感じでオシャレなカフェになっていて、日本酒もいただけます。ただし、車以外では行けないところなので、ハンドルキーパーが必要となります。

行く前は軽食が出るカフェを勝手に想像していて、ここでランチをする予定にしていたのですが、ないのでアイスコーヒーを注文しました。このコーヒーに使用されている水も「別府弁天池湧水」だそうです。

一角にはタンクが。多分ディスプレイ用のタンクだと思いますが、いちいちオシャレ。お酒の会社というよりは、ファッションブランドのような感じです。本当の作業場は立ち入り禁止ですが、一部は解放されていて、このフェンスの中にも入ることができました。

ちなみに、この「SAKE STORM COWBOY」という猿のようなイラストは、そのままラベルに使われ、京都で限定販売されているそうです。お酒がファッションになっている、でも味も追求、面白い会社だなと思いました。

お酒は要冷蔵だったので買えませんでしたが、グッズも販売していたり、見ていて楽しかったです。近くに立ち寄られたら、一度行かれてみるといいですよ。