こんにちは。

12月に入り、ウチの周りでもイルミネーションが点灯しました。

その昔、トルレス宣教師と日本人信者たちが日本初のクリスマスミサを行った…ということから、山口は「日本のクリスマス発祥の地」としてがんばっています。

「一の坂川」周辺…「赤レンガ」から「一の坂川交通交流広場」にかけて毎年恒例となっているイルミネーションは、全国的にみると規模は小さいですが、山口市民にとってこの季節の象徴です。

そして、メインは昔の「サビエル記念聖堂」を模したイルミネーションで、約10万個の電球が灯され、降り注ぐような光が会場を包んでいます。この日も写真を撮りに何組か来られていました。

ちなみに、昔の「ザビエル記念聖堂」は1991年の火事により焼失してしまいました…。炎に包まれた「ザビエル記念聖堂」をウチの屋上から見ていたのですが、その時の記憶が未だ鮮明に残っています。

「サビエル記念聖堂」の所有者であるイエズス会より多くの資金援助を受け、更に、種々の教会関係機関、山口信徒、ならびに山口市民、全国から寄せられた善意の募金により1998年に今の「サビエル記念聖堂」が再建され、近代的な建物に生まれ変わっています。

再建されて18年が経ちましたが、山口市民にとっての「ザビエル記念聖堂」は、昔の建物なんだと思います。今はイルミネーションとなって復活です…。