こんにちは。
ウチと薬局で使用する水は、仁保の銘水「平家の泉」です。ウチから片道18km…。車にタンクとペットボトルを積んで、水を汲みに行くのはボクの仕事です。
「平家の泉」の湧き水は人気なので、いつも時間をずらして汲みに行っています。
もっと近く…山口県庁から1km上がった場所に、「柳の水」という山口三名水に数えられた湧き水が出る場所があるそうです。山口県庁まではウチから2km弱なので、ウチから3km弱のところです。
ボクはいつも山口県庁の辺りまで自転車でダイレクトメールを届けているのですが、いつも「柳の水」まで1km…という看板を目にしていましたが。
でも今回は、行ってみよう…という衝動に駆られ、1kmなら時間もそれほど掛からないし自転車の練習になる…と思い、行ってみることにしました。
やはり思ったとおりの坂道で、ギアを一番軽いものにして進みました。靴がクロックスだったので失敗したと思いましたが、それでも何とか急な坂道を登りきることができました。
ちょうど半分…500m地点まで来るとダムがありました。
ダムから見た山口の町…。ここからだと、四方を山に囲まれているのがハッキリ分かります。ココは山口県庁からたった500mの場所なんですが…。
ダムを過ぎると、そこからは先はなだらかな道になりました。前半の坂道の500mと比べると、後半の500mは遥かに楽な道でした。
「柳の水」の出ているポイントに到着…。そこには民家があり、ヤギが2頭つながれていました。
ヤギはボクを見るなり警戒し、「メーメー」鳴いてきます。
「柳の水」は山口三名水として、大内時代に茶の湯の水として利用されていたそうです。「柳の水」以外の水は、現在は枯れてしまっているんだとか…。
大内時代から続く名水をありがたくいただきました。自転車で登りきったあとの名水は、冷たくて体に沁みました…。急に決めたことなのでペットボトルなどの容器を持って行かなかったので、ちょっと残念でした。
「柳の水」は水量が少ないので、ボクはこれからも「平家の泉」で水を汲むことになるでしょう…。