こんにちは。
ウチの薬局から歩いてすぐのところに、藩の役人の宿舎でもあった「十朋亭(じっぽうてい)」があります。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の影響でしょうか…訪れる方も多くなり、より詳しい案内板が設置されたりしています。
「十朋亭」のある大殿大路は一方通行ですし、横に専用の駐車場はありません。なので、何処かに停めて行かないといけません…。
ウチの薬局から歩いていく場合、直接大殿大路の方に曲がる(赤い矢印)と、そこから25メートルくらいの場所に「十朋亭」はあります。
車で行く場合、「十朋亭」の開放されている時間帯は曲がれませんので、その場合はその先の白い大きな看板のところまで進みます。
もともとは、その看板には「龍福寺(りゅうふくじ)」と「山口市大殿地域交流センター」の案内だけだったと記憶していますが、最近その中に「十朋亭」も加わっています。ただ、その方向には「十朋亭」はないんですが、車を駐車できる場所が確保されています。
そこには、この地域の史跡の案内板も設置されていて、ゆっくりとこの辺りを歩いてまわることができるようになっています。案内板によると、この駐車場から「十朋亭」までは170メートル…うちの薬局より若干遠いようです。
駐車場から「十朋亭」に向かうと、進行方向左手にあります。「十朋亭」は奥まっていて間口が狭いので、最近看板も設置され、のぼりも出て目立つようにされています。
「十朋亭」はこの門をくぐって右手にあります。同じ敷地内にある建物で、吉田松陰の兄である杉民治(「花燃ゆ」では原田泰造さん)が「杉塾」という塾を開いていたそうです。
もともと「十朋亭」は、代々醤油製造を業とする萬代(ばんだい)家の離れとして建てられたものだそうです。そのため、門の表札が「萬代」とあります。