こんにちは。
薬局の中にあまちゃんの鳴き声が聞こえてきました。どうも様子が違う鳴き方です。窓の外にいるんですが、呼びかけてもこちらを見ません。多分、他のネコと睨み合いをしているんじゃないかと思いました。
外に回ってあまちゃんの方へ向って行くと、どうも「ボンちゃん」らしきネコがサッと逃げて行きました。多分、いじめっ子の「ボンちゃん」に追い詰められていたんじゃないでしょうか。「ボンちゃん」がいなくなり、緊張の糸が緩んだのか、ボクの声にも反応し、近づいて来ました。
一安心…と思ったんですが、血がポタポタと床に落ちているのに気が付きました。よく見てみると、あまちゃんの右足の肉球の辺り…つまり足の裏から血がにじんでいました。どうもケガをしているようです。
「ボンちゃん」にやられたのか…もしくは何かで傷ついてしまったのか…。とにかく、あまちゃんは気にしていませんでしたが心配です。
今回は、近くにあった「松寿仙（しょうじゅせん）」をティッシュペーパーにしみ込ませ、殺菌消毒として拭いてあげました。「松寿仙」だと口に入っても安心です。
「松寿仙」の中の「クマ笹」の薬効に、消炎、止血、殺菌、鎮痛、肉芽形成作用などがあります。「クマ笹」はもともと、その殺菌作用、防腐作用が知られていて、古来より食品を包むのにも使われています。
そんなことから、昔から「松寿仙」にもちゃんと効果が認められていて、ケガをしたときの外用としても使われています。
バイクで転んで広範囲に擦りむいた…という人が「松寿仙」の湿布で治したという話を聴いたことがあります。そのとき、広範囲だったので「松寿仙」が足りなかったそうです。そうしたら、「松寿仙」を湿布したところとしていないところで「痛み」が全然違ったんだそうです。どうも鎮痛作用もあるようです。
とりあえず、「松寿仙」をしみ込ませたティッシュペーパーで拭いてあげると、ポタポタと出ていた血も、今のところ止まったみたいです。
「松寿仙」はのんでもよし、つけてもよし…です。