こんにちは。
ウチの薬局は、ツバキをはじめ色々な植物があります。
その中に、「子宝草」があります。
「子宝草」はクローンコエ、子宝弁慶草(子宝ベンケイソウ)とも言われています。
茎に付いている、肉厚の葉の周囲ににたくさんの子株を付けるのが特徴です。その子株にはちゃんと根が付いているので、地面に落ちるとすぐに根をはり、成長していきます。いっぱい増えすぎて置き場所に困るほどです。
地面に落ちた子株も成長すると1mくらいの丈になるそうですが、それくらいにまでなると、支えがないと自分の重みで倒れてしまいます。
子株をたくさん付ける事から、育てていると赤ちゃんを授かると言われる、とても縁起の良い植物でもあります。特に、ウチの薬局は前面ガラスで日当たりがいいので、よく育ちます。
そんな、子株が落ちて繁殖する「子宝草」ですから、花をつける…ということは知りませんでした。今回その花を咲かせたことで、はじめて知ることとなりました。
土のPh(ペーハー)で花の色が変わるそうですが、ウチのはピンク色のカワイイ花をたくさん咲かせていました。その花は、全部下を向いて開いています。
「子宝草」の花が咲くのは、縁起のいいことなんだと思います。