こんにちは。
現在、来年の1月5日(日)まで周南市美術博物館で岩合光昭さんの「ねこ」をやっています。ボクも観に行ってきました。
この「ねこ」は周南市誕生10周年記念で、2010年「かけがえのない地球 いのちの輝き~岩合光昭写真展」に続く第2弾だそうです。確か、第1弾もボクは観に行きました。
岩合さんを知ったのは、ボクが東京から山口に戻ってくるときに、送別会で1冊の写真集をもらったのがキッカケです。ボクがネコが好きなのを知って、プレゼントしてくれました。この中のイキイキしたネコの表情がとても印象的でした。
岩合さんはNHKのBS「世界ネコ歩き」でも有名です。ご覧になっている人も多いんではないでしょうか。
岩合さんは動物写真家の第一人者として世界中の動物たちと向き合ってきたんですが、その長い写真生活の中で40年以上にわたって獲り続けたのがネコたちです。とにかくネコに愛されてる人…という印象です。
岩合さんは、中学生のときに偶然見つけた外国のネコの写真集を見て、体が震えたそうです。そして、写真家として初めて売り込んだ写真もネコだったとか。
今回の写真展は第1章~4章で構成されていました。
第1章「生きることは動くこと-In My Life-」…日本のみならず、世界中のネコたちが見せてくれる様々なしぐさなどネコの面白くどこか不思議な世界に迫っています。
第2章「暮らしの中で-With People-」…はるか昔から強い絆で結ばれたヒトとネコとの関係をひも解いています。
第3章「海(かい)ちゃん-Kai Chan-」…若き日の岩合夫妻が初めて一緒に暮らしたネコの「海ちゃん」が主役です。子ネコから母親になっていく過程を通して、心の交流を愛情あふれる写真と文章でつづられていました。
第4章「田代島のねこたち-The Island Cat-」…牡鹿半島の突端近く宮城県仙台湾に浮かぶ有人島、田代島のネコたちの日常の様子を紹介しています。
いずれも岩合さんの温かい視線が注がれたベストショットばかりです。ほとんどの写真は、写真集「ねこ」に集約されています。でも、実際大きなパネルで観ると、一つ一つ迫力が違います。ついつい見入ってしまいました。
11月22日(金)には実際に岩合さんが来られていたようですよ。思わず笑顔になる写真展。この「ねこ」は、会場にはたくさんの人が観に来られていました。
ボクも岩合さんの真似をしながら、ウチの2匹のフクちゃん・あまちゃんをモデルに写真を撮っています。岩合さんには程遠いですが…。