こんにちは。

「第1回大内蹴鞠ワールドカップ」に「大殿春秋会蹴マラーズ」として参加しました。昨年行われた、大殿春秋会の忘年会において、大内蹴鞠ワールドカップの話が持ち上がりました。そこで中学時代サッカー部だった60代の先輩方がやる気になり、参加することに。ボクも小学校でサッカーをやってたので誘われ、参加することになったわけです。

大内教弘ゆかりの居館跡地に整備された山口市大殿地区にある「築山史跡公園」にて、「歴史×スポーツ」というコンセプトで生まれた大会です。NYタイムズの「2024年52の行くべき場所」で3番目に選ばれた山口市として、タイムリーなイベントです。

中国から伝来し、貴族の嗜みとして発展した蹴鞠は、室町時代には公家だけでなく武家にとっても必要な嗜みとされてきました。明との貿易で得た財力を背景に栄華を誇っていた西国一の守護大名である大内氏にとって、蹴鞠は修練必須の技芸として、この地でも盛んに行われていたと推測されます。

1チーム6名の16チームで争います。最初はリーグ戦(A~Dそれぞれ4チーム)で、上位2チームがトーナメントに進みます。ボクたちはAグループで3位だったのですが、1位のチームが4人だったためルールに則り失格に。それによりボクたちが繰り上がりで2位通過となりました。ボクたちには神様がついています。

同じAグループにtysの「mix」チームも。「mix」チームは1位通過になり、Aチームからは「mix」チームと「大殿春秋会蹴マラーズ」がトーナメントに進出しました。ちなみに「第1回大内蹴鞠ワールドカップ」の様子は1月31日のmixの中で放送されるということで、その先は言えません。

決勝が行われる前、京都の「けまり鞠遊会」による伝統的な蹴鞠のデモンストレーションがありました。

決勝戦は各チーム、貴族と武家の衣装に着替えての対戦です。左が貴族、右が武家の衣装です。

決勝戦だけは先行、後行で対戦するので、緊張感はそれまで以上だったと思います。しかも慣れない衣装でしょうから大変だったと思います。でも会場は盛り上がりました。

この大会で、サッカーの実力と成績は大きく関係しないのだと感じました。もちろん技術があることに越したことはないですが、プレッシャーで失敗するケースが多いように感じました。前日降った雨の影響で足元が悪かったことも関係したかもしれません。

「第1回大内蹴鞠ワールドカップ」は参加できて楽しかったです。これから2回、3回と続いていくといいですね。山口市が注目されている中、非常にタイムリーな時期ではありましたが、待ち時間が寒かったので、もう少し暖かい時期希望です。

NHKのニュースに「第1回大内蹴鞠ワールドカップ」が出ました。ボクたちもバッチリ映っていました。