こんにちは。
菊川町にお住いのお客様から、メダカをいただきました。壺のような上等なガラス瓶に入れて、近くの川で獲れたメダカをもって来てくださいました。まだ、この時期でもメダカが獲れるんだそうです。メダカたちに加え、エビもいました。
ウチの薬局は、店内に2ヶ所、外に1ヶ所でメダカを分けて飼っています。全部合わせてもそんなに数はいません。
一応、ボクはメダカの飼育係にもなっているんです。メインは、この織部焼の器のメダカなんですが、この中には「黒メダカ」以外にも「ヒメダカ」「エビ」など、様々な種類が一緒に入っています。織部焼の器は存在感があるし、メダカを飼う器にピッタリです。
もともと店の中央にあったのですが、先日の模様替えのときに、隅の方に追いやられてしまいました。中央にあったときは、お客様がよくのぞいてくださったんですが、隅に追いやられてからは、ヒッソリと目立たずに存在しています。
また、店内もう1ヶ所は「黒メダカ」だけを集めた水槽です。一緒にするといけないかな…と思って別にしています。
外では、発泡スチロールに入れて育てています。外にいるメダカは「黒メダカ」。店内にいるメダカは日照時間のせいなのか、卵を生まない気がします…。一方、外のメダカは同じ「黒メダカ」でも真っ黒で、夏の時期によく卵を産みます。だから、夏の時期に外に移すこともあります。
ただ、飼育係が下手くそなので、メダカを上手に増やせません。上手な人は、水草などに産み付けられた卵を、別の水槽で孵化させて増やすのですが…ボクはそれがどうも下手なようです。
冬になると、今度は外のメダカがかわいそうになります。氷の張った水の中をジッと動かず我慢しています。昔、外のメダカが心臓麻痺を起したのを見た事があります。ジッとしていたメダカが急に動き出したと思ったら、突然動かなくなり、ひっくり返ってしまった…ということが。がんばって耐えていますが、メダカにとってもギリギリの寒さのようです。
なので、冬になる前に店内に移して、越冬させることも…。ウチの薬局は冬でも暖かくしていますので、法界寺さんのメダカを越冬のために場所を貸したりもします。
色々やって減らないようにしているんですが、メダカの飼育は難しいです。定期的に水もかえるんですが、急にバタバタと死んでしまうこともありますし…。
でも今回、菊川町から新しく仲間が増えました。責任をもって、大事に育てていきたいと思います。