こんにちは。
世界遺産登録5周年を迎えた萩市の城下町を熱気球を使って空から観賞できる「そらから魅(み)る超絶景 in 萩城下町」が10月10日~25日に開催される。各日30グループ(1グループ4~6名)で人数にかかわらず参加費は1万円。
そんな面白そうなイベントにウチの母が25日で応募したようですが、どうも外れたみたい…。行けることを想定して萩に宿泊の予約をしたのですが、キャンセルせず、そのまま家族旅行で萩を満喫することになりました。GoToも使えるので。といっても、その辺りの手配はボクの妹がやってくれるわけですが…。
そして、菊ケ浜に面した宵待ちの宿「萩一輪」に泊まりました。
到着したらすぐに夕食。先発隊はひとしきり海で遊んで、お風呂に入ってサッパリした格好になっています。県蘭牛の石焼きやアワビの陶板焼き、フグやのどぐろ、松茸など豪華な夕食をいただきました。一番楽しみな料理、満足でした。
食事の後は姪っ子と菊ヶ浜を散策。萩はよく来ますが、夜の萩は初めてかもしれません…。何せ、ウチから車で1時間もかからない場所なので大概暗くなる前に帰ります。
一夜明けた25日。気球に当たらなかったのでこの日は一日フリーです。
朝、庭から見える景色が素晴らしい…。テラスで足湯しながらコーヒーが飲めますし、ゆっくり外で風を感じながらのんびり海を見ると癒されます。敷地を一歩出ると砂浜なので、昨年行ったハワイを思い出します。🌴🌴🌴ここはヤシではなく松ですが…。
朝も姪っ子たちと菊ヶ浜を散策。2人とも素足が気持ちいいようです。姪っ子たちは菊ヶ浜が初めてのようですが、すごく気に入っている様子。ボクは今年の夏2回泳ぎましたし、何回も来ています。連れて行ってあげることを約束しました。
ボクは小さい頃から菊ヶ浜には来ていますが、大好きな場所。理由は分かりませんが、ウチの母方のご先祖様が村田という萩の士族だからなのかもしれません。
萩でボクが行きたかったのが「山口県立萩美術館・浦上記念館」で開催されている「三輪龍氣生展」と、「明倫学舎」で行われている「萩高の秘宝(おたから)」展。
本年80歳を迎える三輪龍氣生さんは、十二代休雪。かなり独創性のある作品で、「山口県立萩美術館・浦上記念館」の陶芸館では作品を観ましたが、特別展で大々的に作品を観るのは初めてです。代表作約110点が紹介されていましたが、どれもインパクトのある作品ばかりでした。
萩高は長州藩の藩校・明倫館の流れをくむ山口藩校萩中学として1870(明治3)年に開校。旧校舎は歴史ミュージアム、レストラン、お土産を売っていたりしています。
そこで開催されている「萩高の秘宝」展。先日「開運!なんでも鑑定団」を観て関心を持ちました。県立萩高の創立150周年の記念した「萩高の秘宝」展。このうち、朝鮮出兵時に豊臣秀吉が飛脚の運賃を指示した書状「朱印状」は2000万円の鑑定額がついた“お宝”で、是非一度見てみたいと思ったわけです。25日が最終日だったので、本当にいいタイミングでした。
「三輪龍氣生展」、「萩高の秘宝(おたから)」展を満喫した後は、萩焼のお店に行ったり、笠山へ行きました。
萩は車で簡単に行けるし、何なら自転車でも行けます。家族旅行で萩を周る…というのは結構新鮮でした。
10月の日曜日は全てWeb勉強会の予定でしたが、25日はキャンセル。残念ながら熱気球には乗れませんでしたが、一日萩を満喫することができました。