こんにちは。
東京で勉強会がありましたが、開始までの時間を利用してブラブラと散策するのが最近の楽しみです。
東京に住んでいたころは、駅周辺や知っているところくらいしか行きませんでした。大体行くところは決まっていました。
東京に行くときは飛行機を利用しますが、往復の航空券に宿泊が付くプランで申し込みます。今までは、会場のすぐ近くの駅のホテルをとっていましたが、そこをあえて少し離れた駅のホテルをとる…。
電車や地下鉄が便利ですが、東京の都市部は歩いても意外と近し、散策しながらブラブラ歩いて会場に行くのも意外と楽しいことに気が付きました。もちろん天候と体調にもよりますが…。
今回は上野に泊まり、会場である日本橋まで歩くことにしました。ちょうど途中に吉田松陰の終焉の地があります。江戸幕府最大の刑務所跡「伝馬町牢屋敷跡」にせっかくなので行ってみようと思いました。
ボクは「ニッポン歴史知図」(なるほど知図帳)という本をもっています。ふるさとに残る知る人ぞ知る小さな史跡から、歴史を動かした名将、名シーンにゆかりの地まで、全国規模で1万を超える史跡を掲載した資料的価値の高いものです。
そのコピーした地図を見ながら、スマートホンのナビで確認し、間違った方向に歩いていないかをチェックしながら進んで行きます。知らない道を大体の見当で歩いて行く…「ブラタモリ」をやっている感覚になります。
いい運動にもなりますし、色んな発見もあります。
ブラブラと歩きながら、方向修正を繰り返しながら、「伝馬町牢屋敷跡」に辿り着きました。ちょうどその跡地は「十思公園」という公園になっており、ちょうど子どもたちが元気に遊びまわっていました。
その隅に、吉田松陰の終焉の地を示す石碑と、辞世の句が彫られた石碑とがありました。一度は行かなくては…と思っていたので、今回来れて良かったです。
この場所から日本橋へはそんなにかからずに着きました。
上野から日本橋まで約2時間。重たい荷物をしょいながら、知らない道を地図を頼りに、方向修正を繰り返しながらの「ブラタモリ」。
歩くのにちょうどいい時間と距離、これはクセになりそうです。次はなるべく軽装になるように荷物考える必要がありそうです。